ホオズキといえば、観賞用の真っ赤な姿が目に浮かびます。
熟した実に穴をあけて、音を鳴らして・・
こんな遊びは最近では無いのかもしれませんが、
昔から日本人には馴染み深い果実でした。
そんな観賞用とは違い、食べられるホオズキがございます。
それが日本では「食用ほおずき」と呼ばれているもの
見た目からしてだいぶ違います。
ゴールドチェリーやフィサリス、その果肉具合からトマティーヨと
海外では呼ばれている品種。
その味は濃厚に甘酸っぱく、
どこか南国風のトロピカルな風を感じさせる香りに
包まれております。
確かにさくらんぼのように小さい粒ながらも主張の強い果実。
そのまま食べても美味ですが、本領を発揮するのがスイーツ。
それも洋風スイーツは抜群の存在感を醸し出してくれます。
甘く酸っぱい濃厚な果実、
それでいて水分量が多くなく、実崩れせずベシャッとしない。
ケーキになるとかなり美味い、
お店の味を超えられるケーキになります。
というのはちょっと言い過ぎですが、
とにかく複雑な味がケーキの甘さに不思議と調和します。
ケーキ作りが好きな方は、是非この食用ほおずきを使ってみて下さい。