ポストハーベスト。
聞いた事ありますか?
これは収穫後に散布される防カビ剤のことで、
輸入フルーツによく使われおります。
空輸する手段が増えて、最近ではあまり出番が無くなってきたようですが、
まだまだ重量感のある1個単価の安い船便向けの果実や飼料には
使われ続けております。
人体への影響については、
「ただちに影響はない」という言葉が当てはまり、
よくよく調べると、ちょっと恐ろしくなる事が書かれております。
その辺はウィキペディアにお任せするとして、
市場で聞いた現場の声はというと、
「アメリカや南アはそうでもないけど、
イスラエルのポストハーベストはかなり痛い」
素手で作業すると手がピカピカに光り、
やられておりました。
確かに船旅としてはイスラエルからくるとなると、
かなり長時間を要するからかな?とも思ったりしましたが、
食べ物に関する話と考えるとちょっと受け入れられなくなります。
某牛の飼料にもポストハーベストが大量に使われており、
受け入れる港の倉庫では防毒マスクを使って作業をしているそうです。
その飼料を牛が食べるとなると・・
経済性は継続性と繋がる部分があるので重要ではありますが、
安全性を置き去りにしてしまうと、将来的に不経済な事が起きます。
そういった意味で何を消費すべきか選択し、
安全性を疑問視される食べ物の需要を減少させて
食卓から遠ざけなければならないと思います。
現在では、無農薬の国産バレンシアオレンジも
少ないがらも作っております▶